GOを出したら、本文とレビューまで進んだ

企画GOのあと、本文と4つの確認を経て第2停止で人間が確認する流れの図解 AI社員で記事を回す実践記録

企画案を確認してGOを出すと、AIはそのまま公開まで進むと思うかもしれない。

俺も最初は、本文ができた時点で記事はほとんど完成だと思っていた。

でも、本文の完成と公開の準備は同じではなかった。

前の記事「雑メモを渡したら、企画案で止まってくれた」で、雑メモを企画案にして第1停止で止めた。

ここで出すGOは、公開の許可ではない。

企画の方向はこれで合っているから、本文と確認の工程へ進んでいい、という許可である。

企画にGOを出しても、公開の許可ではなかった

企画案を見てGOを出したあと、ひとり編集長は本文を書き始める。

ただし、次に進む順番は本文だけではない。

本文を書き、self_checkを行い、内容レビュー、SEOレビュー、auditまで進める。

企画GO
→ 本文
→ self_check
→ 内容レビュー
→ SEOレビュー
→ audit
→ 第2停止

この流れで大事なのは、GOの意味を広げすぎないことである。

GOは「もう何をしてもいい」ではない。

企画で決めた範囲の中で、本文と確認を進めていい、という合図である。

最初に記事の核と書かないことを決めたのは、このあと本文が広がりすぎないようにするためだった。

企画で止まり、GO後に本文とレビューまでを一続きにする。

途中で細かく画面を行き来しなくても、次に人間が見る場所を残せる。

GOは、公開の合図ではない。

本文のあとに、self_checkを置いた

本文が書けた直後は、書いた本人がいちばん本文を信じやすい。

文章がつながり、見出しも埋まると、それだけで進んだ気持ちになる。

そこで、まず本文を書いた側がself_checkをする。

見るのは、難しい採点ではない。

企画の主張からずれていないか。

手元にない事実を足していないか。

読者に言い聞かせる文章になっていないか。

そして、WordPress保存や公開作業まで、勝手に進めようとしていないかを確かめる。

self_checkは、本文をほめる工程ではない。

書いた直後に、自分の仕事の範囲を一度見直す工程である。

ここで直すのは、本文の中の明らかなずれだけでいい。

内容の採否や検索での見え方まで、同じ目で決めようとしない。

それは次のレビューに残す。

書いた人の確認は、最初の確認。

内容レビューとSEOレビューは、同じ質問をしなかった

本文のあとには、内容レビューとSEOレビューを分けて置く。

どちらも記事を見る仕事だが、見る場所は同じではない。

内容レビューでは、この記事の役割に収まっているかを見る。

企画GO後の本文とレビューを説明できているか。

前の記事の雑メモと企画案をもう一度詳しく書いていないか。

まだ先の記事「公開は人が決める。下書き保存と公開後施工を分ける」にあるWordPress下書き、アイキャッチ、公開後施工へ踏み込んでいないか。

SEOレビューでは、読者が検索から来たときにも記事の中身が伝わるかを見る。

表示タイトル、titleタグ、メタディスクリプション、キーワードが本文とずれていないかを確かめる。

検索のために見出しを不自然に変えたり、まだ扱わない工程を足したりはしない。

内容と検索の確認を分けると、どの指摘を本文へ反映するかが見えやすい。

一つの「レビューOK」にまとめないこと。

同じ本文を、別の問いで見る。

auditまで進めても、WordPressには触れなかった

内容レビューとSEOレビューで出た指摘の採否を決めたら、最後にauditをする。

auditは、もっと良い文章を探す時間ではない。

タイトル、slug、H2構成、SEO情報、書かないことが、カルテと本文で一致しているかを照合する時間である。

ここまで終われば、本文と確認の工程は完了する。

それでも、WordPressには保存しない。

下書き保存は、記事の内容とは別に、管理画面と公開前の状態を扱う作業だからである。

本文が整ったことと、WordPressに置いてよいことを一つの判断にすると、確認するものが増える。

第2停止で一度止めれば、人間は本文とレビューの結果だけを見られる。

公開設定やアイキャッチの話は、まだ混ざらない。

auditの先にも、停止は残る。

第2停止で、人間が見るのは3つだけ

auditのあと、第2停止で人間が見るものは多くない。

俺なら、次の3つを確認する。

  • 記事の核が、企画で決めた方向のまま本文になっているか
  • 内容レビューとSEOレビューの指摘が、必要な範囲で反映されているか
  • WordPressの下書き保存や公開へ進める前に、もう一度判断したいことが残っていないか

ここで直したいことがあれば、本文やカルテへ戻せばいい。

公開を急ぐために、判断を飲み込む必要はない。

逆に問題がなければ、次のGOはWordPressの下書き保存とアイキャッチの工程へ進むために出せる。

第2停止は、完成を祝う場所ではない。

本文の判断を閉じ、次の種類の作業へ渡す場所である。

人間は、次に進めるかを決める。

本文完成と公開作業を分けたら、次の判断が見えた

AIに本文を書かせると、止める理由がなくなるように見える。

けれど、本文のあとには内容、検索、公開前の状態という別々の確認が残っている。

全部を一度に終わらせようとすると、何を確認してGOを出したのかが曖昧になる。

だから、企画GOのあとも一気に公開まで進めない。

本文、self_check、内容レビュー、SEOレビュー、auditまでを一つのまとまりにして、第2停止で止める。

ここまでで確認するのは、記事の中身である。

WordPressへ下書きを置くことや、アイキャッチを設定することは、次の工程で扱う。

GOは一回で最後まで進めるための言葉ではなかった。

次に確認する場所まで進めるための言葉だった。

本文完成と公開は、別の判断である。

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