自動化しない仕事を先に決めた

自動化された記事制作の流れに、公開・GO・採否の3つの人間判断を残した図解 ブログを会社化する設計

AIで記事制作を仕組みにすると、できるだけ止めずに進めたくなる。

本文を書き、レビューし、WordPressへ保存し、公開後の記録までつなげる。

俺も、その区間はAIへまとめて任せてきた。

ただし、前の記事「一度に全部直さない。1か所ずつGOを出す」を作ったときも、最初から最後まで自動で流したわけではない。

止めたのは、AIが作業できない場所ではなかった。

公開してよいか。

次にどこまで任せてよいか。

指摘を採用して、記事の意味を変えてよいか。

結果の最終権限を俺が持つ場所で、一度止めた。

前の記事でも、全部を自動では進めなかった

前の記事では、企画へGOを出したあと、本文、self_check、内容レビュー、SEOレビュー、auditまでを一続きで進めた。

途中で一文ずつ確認したわけではない。

Stop 2で本文とレビュー結果を確認し、別のGOを出してから、投稿314へdraftとして保存した。

そのままアイキャッチを作り、メディア315を設定するところまでは連続で進んだ。

それでも、公開は自動で行わなかった。

俺がWordPressで公開し、公開URLを渡したあと、AIは公開状態を確認した。

さらに公開後施工のplanを出して止まり、別のGOを受けてから、DB id 39、目次、series、archiveを更新した。

手作業へ戻したわけではない。

長い区間はまとめて任せ、区間をまたぐ判断だけ俺の手元へ残した。

人間に残したのは、作業ではなく3つの決定だった

自動化しなかった場所を並べると、違う作業に見える。

公開ボタン、GO、レビュー指摘の採否である。

だが、残した理由は同じだった。

  • 公開=外へ出してよいか
  • GO=次にどこまで任せてよいか
  • 採否=記事の意味を変えてよいか

どれも、操作の難しさでは決めていない。

AIが実行できるかどうかでもない。

決めたあとに起きることを、誰が引き受けるかで分けた。

公開すれば読者から見える。

GOを出せば、AIが触ってよい範囲が広がる。

構成や主張を変える指摘を採れば、別の記事に近づくこともある。

だから、この3つは最後の決定を人間に残した。

自動化しなかったのは、作業ではなく権限だった。

公開は、読者に見せる人が決めた

その記事の本文とレビューが通り、WordPressの下書きとアイキャッチがそろっても、投稿314はdraftのままだった。

記事の中身と公開前の材料が整ったことは、読者へ見せてよいという判断ではないからである。

公開すると、URLが読者から見える状態になる。

目次や別の記事から、正式な公開記事として扱えるようになる。

公開を自動化できるかどうかを、判断基準にはしなかった。

それでも公開操作は俺が行った。

公開と公開後施工の分け方については、前に公開は人が決める。下書き保存と公開後施工を分けるとして整理した。

この記事で残したいのは、その手順ではない。

外へ出した結果を引き受ける人が、公開の最終権限を持つという基準である。

できる操作と、渡す権限は別だった。

GOは、次に任せる範囲を決めた

GOは、AIの作業を一つずつ許可する言葉ではない。

前の記事では、企画GOのあとに本文からauditまで進めた。

WP下書きGOのあとには、draft保存からアイキャッチ設定まで進めた。

公開後施工GOのあとには、承認済みplanにあるDB、目次、series、archiveを順番に進めた。

区間の中では、毎回俺へ聞き直していない。

その代わり、GOを出す前に、次にどこで止まるか、何を変更しないかを決めた。

GOごとの変更範囲については、前の記事で整理した。

今回は、変更件数ではなく権限の話である。

GOを出すのは、AIを信用したという合図ではない。

次の確認地点まで、どの範囲を任せるかを決める行為だった。

任せる範囲が決まれば、その中は止めずに進められる。

採否は、記事の意味が変わるところで人へ戻した

レビューの指摘を、すべて人間が一件ずつ選んだわけではない。

誤字、用語の明確化、文の重複、記録済み事実の表現調整は、記事の核を変えない範囲で反映できる。

その記事でも、「THREE STOPS」と4枚の関係を明確にし、HTMLの説明を読みやすくし、最終章の反復を一文削った。

一方で、成功後も4枚すべてを1枚ずつ施工する案は採らなかった。

実際の記録と、記事の主張が変わるからである。

SEOのためにH2へ完全一致キーワードを足す案も不採用にした。

採否を人へ戻す境界は、修正の数や文字数ではない。

構成、主張、一次情報、内部リンク設計が変わるかどうかである。

意味を変えない軽微修正まで毎回止めれば、レビュー区間をまとめて任せられない。

意味が変わるところだけ戻すから、表現調整は先へ進められた。

人間に残したのは、文章を直す作業ではなく、記事の意味を変えてよいかという判断だった。

任せない場所を先に決めると、その間はまとめて進められた

自動化の範囲を考えるとき、最初に「AIへ何をさせるか」を並べていたら、作業ごとに確認が増えていたと思う。

俺が先に決めたのは、止める場所だった。

外へ出す前。

次の範囲へ広げる前。

記事の意味を変える前。

この3か所を人間の決定として残した。

すると、その間にある本文からaudit、下書き保存からアイキャッチ、承認後の公開後施工は、途中で細かく止めずに進められた。

人間の仕事を増やしたのではない。

止める場所を先に決めたから、止めなくてよい区間をAIへまとめて任せられた。

俺が自動化しなかったのは、AIにできない仕事ではない。

結果の最終権限を、自分の手元へ残したい判断だった。

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