競合分析だけ先にやらせたら、書く前に勝ち筋が見えた

AI社員で記事を回す実践記録

S1で、ブログを会社化する仕組みを作ってきた。

ブログ記事を書く前に競合分析をしておくと、何を書かないかが先に決まる。

今度はその仕組みを、実際に1本の記事で動かしてみることにした。
最初に動かしたのは、本文を書く前の競合分析だった。

ブログ記事の競合分析を、本文を書く前にやらせてみた

これまでも競合を見ないまま書いていたわけじゃない。
ただ、本文を書きながら「そういえば競合はどうだったか」を後から確認することが多かった。

今回は順番を変えた。
俺は、本文を書く前に競合分析だけを先にやらせた。

ここで動かしたのが、researcherというAI社員だった。
本文を書くAIではなく、先に調べるAIだ。

対象は、以前の記事「目次と内部リンクで、ブログを記事の集まりからサイトに変える」で扱ったテーマだった。
ブログの記事を増やしたあと、読者が迷わないようにどう記事同士をつなぐか、という話だ。

この役割を作る最小プロンプト

あなたはresearcherです。
テーマの上位記事を3〜5本確認し、共通する主張、抜けている視点、書かないことを箇条書きにしてください。
本文やタイトルは作らず、不明なことは推測しないでください。

出てきたのは「みんな同じことを書いている」という発見だった

競合分析の結果が返ってきた。

見たのは、上位記事のタイトル、見出し、共通して扱っている内容、そして抜けている視点だった。

上位に出てくる記事は、ほぼ同じ顔ぶれだった。
「目次の作り方」「プラグインあり・なし比較」「内部リンクの貼り方とSEO効果」。

実装のTipsとしてはどれも間違っていない。
でも、同じような記事が並んでいた。

見つけやすさの記事は、だいたい同じ切り口だった

もう少し見ていくと、共通点があった。

どの記事も「内部リンクをどう貼るか」を説明していた。
「誰が・いつ・どういう仕組みで内部リンクを運用し続けるか」という視点で書かれた記事は、見当たらなかった。

読者の悩みも見えてきた。
記事を書くたびに内部リンクを貼り忘れる。後回しにする。
それは、内部リンクが「作業」のままで、「設計」になっていないからだった。

誰も書いていない切り口が、そこにあった

実装のTipsで戦っても、同じ土俵に並ぶだけだ。

でも、運用設計という切り口では、競合に記事がなかった。
「内部リンクを毎回考える作業から、先に設計して機械的に流し込む仕組みに変える」という話は、まだ誰も書いていなかった。

この切り口は、本文を書き始める前の時点で見えていた。


書く前に勝ち筋が見えると、迷いが減った

本文を書き始める前に、何を書けば競合と並ばずに済むかが分かっていた。

書きながら「この切り口で合っているか」を確認する必要がなくなった。
競合分析は、本文を書いたあとの答え合わせではなく、書く前の下ごしらえだった。

以前、記事を書く前に設計書を作ることにした
競合分析を先にやらせるのも、その考え方の延長だった。

この競合分析の結果は、次にカルテという形でまとめられることになる
競合分析だけでは、まだ記事にはならない。

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